Wacomの本社で開かれた新製品体験イベントでCintiq24HDに触ってきました。私が今使っているCintiq21UXの上位バージョンとなる機種で、名前の通りワイド画面です。
フラットに置いたところ。現行機種より手前部分が薄いので段差を気にせず描くことが出来そうです。このままの状態で画面を机からはみ出させるように置いても台が重いので安定して使うことが出来ます。膝に画板を置いて描くイメージですね。
一番使い慣れているComicStudioを立ち上げて試し書きしてみました。パレットが小さく見えます。これなら両端にパレットをいっぱい並べても余裕ですよね。
男性の手と比べると大きさがおわかりいただけると思います。ベゼルのタッチホイールやファンクションキーのデザインはCintiq21UXのものとは変更になりました。上部にはWacomの環境設定パネル、ソフトウェアキーボード、ファンクションキーの説明画面が呼び出せるボタンがついています。このボタンの割り当ては変更不可とのこと。
この機種は垂直のモニタとしても使用できます。24インチなら映画も見られちゃいますね。
背面はかなりスッキリしています。ファンが内蔵されているそうなんですが、見ただけではわかりませんでした。
手前についている足を立てるとキーボードを置くスペースを作ることが出来ます。
足のアップ。
足のギミック。
写真はありませんが、フラットにしたままかなり高い位置で固定することもできました。アームを付けて立って作業する方もいらっしゃいますが、そういう方でもこれは大丈夫そうです。
重量が台の部分も含めて28.6kgともの凄く重いのですが、会場のテーブルは別に特注のものというわけではなかったので、普通の机でも大丈夫なのかも知れません。ただ、華奢な机では耐えられないでしょうね。もちろん設置も1人では無理です。
中身のエンジンは現行機種と同じIntuos4。ガラス面の素材なども同じで熱対策も特に大きな変化はないとのことですがファンの存在はきっと大きいですよね。私はノート用クーラーパッドの上に乗せて使っていますが、少なくともそれは不要になりそうです。
Cintiq24HDの発売は10月1日です。ワコムストア価格は278,000円。おそらく発売と同時に品薄になるでしょう。(現行のCintiq21UXでもなかなか買えないくらいですからね…)めっちゃ欲しいですが、今ちょっと予算が捻り出せないのが辛いところ。飛び込みで30万円のお仕事来ないかなぁ。
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