今日はとても充実した一日でした。お昼少し前に息子と一緒に秋葉原に行き、駅前にできた飲食店のビルでランチ。ロンドン風のパブなのですが、お昼はランチメニューが何種類かあってリーズナブルでした。私は「本日のパスタ」でたらこスパゲッティ、息子は「特製インドカレー」。他に「本日のお肉のランチ」「本日のお魚のランチ」などがあり、いろいろ選べるのが良かったです。他にも何件かいろいろなお店が入っていたので、これまで抱いていた「秋葉原は食事をする店が少ない」という印象が変わるかも知れません。
息子にコミックスや雑誌を買ってやることになっていたので、食事の後に漫画専門店へ。買い物を済ませて息子と別れ、私は上野へ向かいました。今日は友達と東京都美術館で開催されている「ART DECO展」を見てから食事しようと約束していたのです。
ヌーヴォーよりデコの方が好きなので見たかった展示会でしたが、椅子や机などは今でもそのままオシャレに使えそうなものだし、ドレスもとてもステキでした。ビーズ刺繍がびっしりついたノースリーブのストレートのドレスとか、ドレープのとても綺麗なイブニングとか、デザインも全く古くありません。煙草入れやバニティケースなども可愛かったなぁ。
展示を見終わってから食事の時間まで余裕があったので、どこに行こうか相談していたら、友達が「旧岩崎邸が最近一般公開になったらしい」という貴重な情報を思い出してくれました。案内図を見ると、不忍池のすぐ向こう側。池の真ん中を通っている弁天様の参道を通って反対側に出て、岩崎邸を見てきました。
旧岩崎邸は、三菱財閥の三代目である岩崎久彌氏が建築家ジョサイア・コンドルに設計させたものです。とても個人のお屋敷とは思えませんが、主にパーティーや賓客のもてなし用に使われた建物で、岩崎一家は隣接する和風の家で暮らしていたそうです。
入館料は400円。それだけでたっぷり内部を堪能することが出来ます。和風の家にもそのまま入れて、そちらではお抹茶と和菓子をいただくことができるようにもなっているし、広い庭でゆっくりすることもできるので、洋館好きな方にはお勧めです。
ここがあまりに良かったので、「ART DECO展」の印象が少々飛んでしまって、まるで岩崎邸を見に来るのが目的だったような気がしてしまいました。
こちらの写真は岩崎邸のベランダの床。タイルになっているんですが、とても綺麗なパターンでほれぼれしました。ここは1階のベランダなのですが、さすがに保存のためか、上を歩くことはできません。でも、2階のベランダは(タイルじゃないんですけど)外に出ることが出来て、広い庭を見渡せるのでとても気持ちが良かったです。
その後は六本木へ。六本木ヒルズのけやき通りとテレ朝通りの交差したところに、「中国茶房8」というお店があるんですが、ここ、なんと北京ダックが1羽丸ごと2880円で食べられるんですよ。先日TVで紹介されたのを見て驚き、知り合いがネットで「良かった」と書いていたのも読んだので、これはもう行くしかないと。北京ダック、大好物なので。(^^;;;;
女性二人だったので、北京ダックを優先して他の注文は最小限に留めました。豆腐サラダとエビの湯葉巻き揚げの小さいお皿のみ。(1皿200円とか300円なんですよ!)しかも、北京ダックは皮を剥いだあとの肉は野菜と一緒に炒め物に、ガラはスープにして一緒に出してくれるんです。
正直言って、二人ではそれでもかなりキツかったんですが、味はとても良かったので大満足。次はぜひ4人以上で行きたいお店でした。
かなり賑やかな雰囲気なので、しっとりした雰囲気で食事をしたい方にはお勧めしませんが、何しろリーズナブルなんです。私の友達はビールを2杯(ジョッキとコロナ)飲み、私は桂花陳酒とウーロン茶を頼んで合計5978円。安いでしょう?
食後はあまりに満腹で苦しかったですが、友達の知っている店で軽いカクテルを作ってもらってお喋りしてきました。しかもその後1時間だけカラオケまでするという充実ぶり。とても楽しかったです。(^-^)
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