昨日確認が終わった文庫版「日時計殺人事件」の本文青焼きを処分しようとして、ふと「これは普通はあまり目にする機会のないものなのでは?」と思い立ちました。
手元には同じく確認済みのカバー刷り見本。これらは私のチェックが終われば用済みになってしまうものです。
というわけで広げて写真を撮ってみました。
カバーの方は、印刷の色の出方を見たり、説明文に間違いがないかどうかなどをチェックします。タイトルロゴやその位置などは前もってデータで見せてもらっているので、この時点で問題点が見つかることはほとんどありません。
青焼きは32ページごとに束になっています。ただし青焼きは紙の片面にしか刷られていませんからページをめくるとこんな感じ。見開きごとに刷ってあるところと白いところが現れるということになります。
これで文字のミスをチェックしますが、もしここで絵柄にも大きな間違いが見つかればまだ修正は可能です。今回は文庫なので、一度コミックスになっていますから文字も絵も直しはありませんでした。
巻末には描き下ろしの「目覚まし時計殺人事件」が入っています。なぜこんなタイトルなのかはご覧になってからのお楽しみ。サービスショット満載なのでどうぞよろしくお願いします。
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