第19回鮎川哲也賞贈呈式に行ってきました。今回の受賞は相沢沙呼さんの「午前零時のサンドリヨン」です。
相沢さんは1983年生まれと、大変にお若い方でマジックもお得意なんだとか。今日いただいた受賞作にもマジックがモチーフになっているそうなので、さっそく拝読しようと思います。写真だとちょっと小さいですが、とてもステキなイラストの装丁なんですよ。
こちらは審査員席の様子です。奥の列左から、有栖川有栖さん、辻真先さん、貫井徳郎さん。前列左から山田正紀さん、島田荘司さん、北村薫さんです。島田荘司さんの影に隠れてしまっているのは(おそらく)東京創元社の社長さんだと思います。
15年にもわたって鮎川賞に関わってきた有栖川さんは今回で審査員のお役目は終了とのこと。長い間お疲れさまでした。
こちらは乾杯の音頭で壇上に上がられた北村薫さんです。直木賞を取られたばかりですが相変わらずとても物腰の穏やかな方です。私がご挨拶したとき、ちょうど『烏龍茶をどなたかに頼んだけどなかなか来ない』という状況だったのですが、「取ってきますね」と言っても遠慮されてご自分も一緒にドリンクカウンター着いてきてしまいました。お願いだからもっと威張って下さい。(笑)
私はミステリ関係のパーティ自体がちょっと久しぶりでしたが、光原百合さんや篠田真由美さんとお喋りできて楽しい会でした。倉知淳さんもお元気そうだったし、二次会では二階堂黎人さん、太田忠司さん、三津田信三さん、柄刀一さん、麻見和史さん、獅子宮敏彦さん、山口芳宏さん、光原さん、篠田さんとお話してきました。山口芳宏さんは第17回の鮎川哲也賞の受賞者ですが、18回の受賞者のご都合で今回は花束贈呈も引き受けていらっしゃいました。
実はその二次会場の他の場所では、受賞者の相沢さんが島田荘司さんや編集さんとご一緒にお話ししていらしたんですが、チラリと見ただけでも島田さんのお隣でバリバリに緊張されているのがわかってしまいました。そりゃそうだろうなー。(^-^;
会場では私の持っていたiPhoneに食いつく方数名。すでにユーザーでいらっしゃる貫井徳郎さんは開口一番「もうアップデートした?」とか聞くし。(今朝、iPhoneOS 3.1.2が出たんです・笑) 黒田研二さんはお持ちの携帯がかなり古いもので、バッテリーの蓋がない状態だったりする上にキャリアがSoftBankという「iPhoneにしない理由がない」くらいだったので、たぶんすぐに買うでしょう。っていうか、買いなさい。
会場からも写真をたくさんアップしたので、ご覧になりたい方は私のTwitPicをどうぞ。ただしこちらのURLは、どんどん普通の写真を追加してしまうので、時間が経つとパーティーの写真は見つけにくくなってしまうかもしれません。
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