セルシスのサイトの ComicStudio.net | セルシス製品およびサービスのMac OS X Lionへの対応状況について によると、今日はComicStudioのLion対応のアップデータが出る予定なのですが、18:11現在、まだリリースはされていないようです。ホントに今日出るのかな?(^-^;
【追記 18:53】アップデータ出ました! ComicStudio アップデータ最新版
アップデータを待ちながら、数週間前から出ていたコミスタの不具合を修復することにしました。ちょうどLionにしたばかりのタイミングで気づいたので、てっきり未対応のせいかと疑ったのですが、MacBook Airの方にインストールしたコミスタで確認するとその不具合は出ないのでこれはMac Proの方にある設定ファイルのどれかの問題です。
不具合というのは、レイヤーに描いた絵の一部を選択範囲ツールで選択し、(「移動と変形」ではなく)レイヤー移動ツールを使って動かそうとしたときに起こるものでした。これをやると、なぜかページファイルの中にあるマスキングレイヤーが全てアクティブ(編集対象として認識)されてしまうのです。コマフォルダの中にはマスキングレイヤーがあるので、それが勝手に全部選択されてしまうのは困ります。コマフォルダが一斉に全部開いてびっくりするし。(^-^;
というわけで、まずライブラリフォルダの中の奥深くにあるPreferenceファイルの中身と書類フォルダにある「ComicStudio Ver4 設定」をバックアップし、コミスタを初期化起動(シフトキーを押しながら起動です)させて確認してみました。思った通り、上の症状は出ません。
次に、Preferenceファイル(ユーザ/Library/Application Support/CELSYS/ComicStudio/EX/4.0/Preference です)の中身を元のものに戻して確認。最初はこの中のファイルが破損したものと思っていたのですが、症状は出ませんでした。つまり、不具合が起きているのは「ComicStudio Ver4 設定」の中身ということになります。
次に、「ComicStudio Ver4 設定」の中にあるフォルダを上から半分戻してみました。やはり出ません。この時点で、レイヤー移動ツールが可笑しいんだから、Toolというフォルダが臭いに決まってると決め打ちして確認したところ、やはりそれを戻すと症状が出ることを確認。その中身をじっくり見てみるとそのものズバリ「LayerMoveTool」というフォルダがあるじゃないですか! もっと早く気づけ私!
「LayerMoveTool」の中を見ると、案の定見覚えのないtmpファイルを発見。初期化起動した直後の同じフォルダにはそんなものはありません。試しにそれを交換してみたところやはり症状は出ませんでした。
ついでなので他のフォルダも確認してみると「LinePushTool」にもtmpファイルが二つできていたので、念のためそれも削除して確認は終了。ただ、一旦全ての設定ファイルを外して検証していたので、カスタムツールパレットが元の状態に戻らずに苦労しました。バックアップファイルから設定ファイルを戻せば大丈夫だと思っていたのですが、コミスタ起動時に「○○が見つかりません」というアラートが出るのをOKしていたら、もうそのツールはカスタムツールパレットには読み込んでくれないんですね。TimeMachineも使いましたがうまくいきません。(>_<。) 「カスタムツール設定」の画面は、パターンブラシなどが文字でしか表示されないし、OKボタンを押さないとパレットに反映されないのでかなり面倒なんです。このあたりの使い勝手がもう少し良くなってくれると嬉しいのですが。
というわけでコミスタをお使いではない方には全く興味がないであろう日記ですが、同様の不具合が出た方のお役に立つこともあるかと思って詳しく書いてみました。
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