昨夜のAppleのイベントで、誰でも簡単に教科書が作れるアプリケーション、iBooks Authorが発表、即時リリースされました。
同時にiPhone、iPad用のアプリ、iBooksもバージョンが2.0に、iTunesのバージョンも10.5.3に上がり、iOSデバイス専用の iTunes U という講座閲覧アプリもリリースされています。
iTunesには東京大学の講座を始め、世界の大学の授業が山ほど。こういうときほど英語が堪能だったら…と思うことはありません。でも、美術史や建築系の授業なら言葉がわからなくても目で楽しむことが出来そうなので、時間のあるときにいくつか見てみようと思っています。
さて、iBooks Authorですが、ひとくちに「教科書が作れる」と言っても可能性は無限大ですね。Macユーザーならお馴染みのUIで、簡単に動画を埋め込んだ小冊子が作れてしまうわけです。
ベースはEPUBのようですが、iPad用にカスタマイズされている部分があるので通常のEPUB閲覧アプリでは表示が崩れてしまうそうですが、いずれは縦書きにも対応してくれると思いますし、今後の可能性に期待です。(その前にPagesの縦書き対応を早く…)
私がこれまでYouTubeにアップしたコミスタの使い方の動画などを埋め込んだマニュアル本などもできちゃうわけですよね。または、うちの猫達の動画入り写真集とか。
現在は残念なことにiBooksStoreが日本で展開されていないため、「簡単に販売」というわけにはいきませんが(販売を行っている別のサイト経由などなら可能です)無償配布だったらURLを公開してiPadでアクセスしてもらうだけですから、これまでのiBooks用の「ブック」を作成するよりグッと敷居が低くなりました。
もうみんなiPad買っちゃうといいと思うよ!(でも、もしかしたら来月くらいにiPad 3が出るかもしれないので今すぐ買うのはお薦めしません)
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