小鳥とカウボーイハウス

昼間、リビングに座っていたら窓の外から「ゴトンッ」と大きな音がしました。びっくりして顔を上げたら何か黒いこぶし大の塊が下に落ちたのが見えたので、窓ガラスから覗いてみると、ウッドデッキの隙間に雀くらいの大きさの小鳥がはまっているではありませんか。言葉で説明するのが難しいので絵に描いてみました。（実際には羽は真っ黒でした）

これは大変とタオルを持って外に出てくるみながら拾い上げたら「チチチチ」と鳴いたんですが、テーブルの上にそっと置いても全然動きません。外に置いたままにしておくと野良猫（源九郎とか）や他の動物や虫にやられてしまいそうなのでそのまま室内に持って入りました。
でも我が家には猫が2匹もいますから、タオルごと夫に持っていてもらい、動物病院に連れて行こうと大急ぎで着替えましたが、念のためもう一度外に出てタオルを広げたところ、すぐに飛び立って行きました。

良かった〜。きっと脳震盪で動けなかっただけなんですね。怪我もなかったようです。

鳥の名前には詳しくないのでわかりませんが、ググってみるとキビタキという鳥が一番似ているんじゃないかと思います。ただ、鳥に詳しい作家の鳥飼否宇さんが、この時期に軽井沢にキビタキはいないんじゃないかと教えてくださったので違うのかも。でも写真を見ると似ているんですよねぇ。
もしかすると渡りの途中だったのでは、とも仰って下さったのでそうなのかもしれません。 

せっかく外出できる服装に着替えたので、そのまま夫とお昼ご飯を食べに出かけることにして、ハルニレテラスの向かいにあるステーキ屋さん「カウボーイハウス」に行ってみました。

実は30年前、夫と当時のアシスタントさんたちと軽井沢に遊びに来たとき、六本辻の近くにあるアメリカンなステーキ屋さんに入ったのですが、その後軽井沢でその店を探しても見つからないし、引っ越してから検索してもハルニレテラス向かいのこのお店しかヒットしないんです。でも、お店の雰囲気とかとても似ているし変だなぁとずっと疑問だったんですね。

でも、お料理を待っている間にハッと気づきました。「もしかして、移転したんじゃ？」

そう考えると全て説明がつきます。ちょうど私たちのテーブルに来たオーナーさんと思われる方に思い切って聞いてみたらビンゴでした！ なーんだ。そうだったのかぁ。

写真は牛ピラフというランチプレートです。1000円。柔らかいお肉たっぷりでミニタコスとフライドポテトがついています。

オーナーさんの強力プッシュで頼んだりんごのショートケーキ。スポンジの間にも煮たリンゴが挟んであって甘さ控えめでした。美味しかったんですが、私にはちょっと生クリームの量が多かったかな。アーモンドタルトというのもあって気になっているので、次はそちらを頼んでみようと思います。

帰宅したら源九郎が餌を待っていました。小鳥、助けておいて良かった〜。(笑)