まだ訪れたことのなかった(そんなところばっかりですが)旧三笠ホテルを見てきました。
明治39年に建てられ、「日本の鹿鳴館」とも呼ばれた純西洋風ホテルです。現在は国の重要文化財で軽井沢町が管理しています。(入館料は大人400円)
入口で靴を脱いでスリッパに履き替えて見学することになるので、冬場に行かれる方は厚手の靴下か暖かいルームシューズを持参することをお薦めします。館内には暖房が入っていないのでかなり冷えます。っていうか、めっちゃ足冷たかった。(^-^;
こちらは客室。今は絨毯などは敷かれていませんが、ベッドやクロゼットなどの豪華な作りを楽しむことが出来ます。
客室側から見たバスルーム。向こうに見える背の低いドアは廊下に通じていて、おそらく従業員がお湯を運び入れるためのものと思われます。これは1階の客室ですが、2階の部屋にはバスルームはありませんでした。たぶんお湯を持って階段を上るのはあまりに大変だったからでしょう。
今は復元されていない中庭を囲むようにした作りの建物には浴室があったようなので、2階の滞在客は1階のお風呂を使ったんでしょうね。(トイレは1、2階とも廊下にもありました)
玄関を入って右手にあるロビー。ロビーと言っても開放空間ではなく、サロン風の部屋になっています。左側のカウンターがフロントですね。
これがフロントのカウンター。今のホテルだとカウンターの裏に従業員が作業するスペースがあったりしますが、ここは壁際に作られているのが不思議な感じです。
2階への階段。ステキです。このメインの階段の他にも左右の廊下に細くて急な階段が作られていて、そこはスタッフ通路として使われていたのかも知れません。
とにかく建物が素晴らしいので見てきて良かったです。寒かったですけど。
帰宅したら猫達が狛犬猫になってました。
Recent Comments