このところ外出が続いていたので今日は1日家で宮部みゆきさんの新刊「桜ほうさら」を読んでいました。宮部さんお得意の江戸ものです。しみじみといいお話でした。
私は軽井沢に引っ越してくる前は江東区の豊洲に12年住んでいたので深川には馴染みがあります。豊洲というと湾岸エリアではありますが、あそこも一応深川なんですよ。(中学校にも深川○中という名前がついています)江戸時代にはまだ埋め立てられていなかったところではありますが、ちょっと歩くと門前仲町だし宮部さんがよく舞台にする冬木町なども目と鼻の先なのでよく知った地名が登場するのが懐かしいです。
江東区の前は江戸川区にいましたが、更にその前は湯島に6年ほど住んでいたので、これまた江戸情緒の偲ばれる土地柄です。黒門町とかすぐそばだったし日本橋も近いので時代物を読むのに土地勘が養われたことはとても良かったと思っています。もっとあちこち散歩しておけば良かったなぁ。
さて、江戸に飛んでいた心を軽井沢に引き戻して明日からはコミックスのカバーの仕事に取りかかります。5月刊行の新刊なのでまだちょっと先ですが、近くなったらまた告知させていただきますね。
Recent Comments