Love Silkyのお仕事をするようになってからカラーを描く機会が以前より増えたので(毎回トビラはカラーですから。(^^))、今日はクリスタ(CLIP STUDIO PAINT EX)の設定を細かく見直していました。
以前、コミスタから読み込んだパターンブラシが大量にあるので、まずはその分類と整理から。同じ物がデフォルトでクリスタにも搭載されているので不要な物は捨て、自然物や服飾系など徹底的に分類。また、クリスタのパターンブラシはツールアイコンが選べるのですが、ツールパレットに表示されるアイコンも予めブラシに設定したアイコンが出てくるので、うっかり違うアイコンがついていたりすると使っている最中に混乱します。それを防ぐためにも正しいアイコンを設定することにしました。
ところが、分類が終わって一度再起動してみたら、クリスタが激重になる症状が再発してしまいました。先日今のバージョンにアップデートした直後にも起きた症状で、そのときは、
ユーザ/Library/Application Support/CELSYS/CLIPStudioPaint/1.1.0
ユーザ/Documents/CELSYS/CLIPStudioPaintVer1_1_0
の二つのフォルダをデスクトップに退避させてからクリスタを再起動し、動作が軽くなっているのを確認してから必要なものを戻す…という方法で直しました。(上のフォルダを退避させるとシリアルナンバーの入力を求められますし、パレットの位置などもリセットされます)
私が絶対に戻したいと思っているのは CLIPStudioPaintVer1_1_0 の中のToolとBrushPreset、ColorSetです。(アクションはまだデフォルトのままですしツールバーなどもそのまま使っています。カスタマイズしたらこれらも戻したくなりますね)なのでこれを退避させていたところから再起動後に出来た新しいフォルダの中に戻して再起動。無事にちゃんと動くようになりました。
ただ、他のものもついでに戻してみようとしたところ、何度か目にBrushSizeフォルダを戻したところでまた動作が重くなる症状が再現。どうやら悪さをしていたのはこのフォルダだったようです。
一応確認のためにもう一度新しくできたのに戻してみたらちゃんと動くようになりました。更に確認のためにまたBrushSizeを退避フォルダから入れ直すと重くなります。私の環境ではこいつが原因だったようです。(他の方も同様とは限りません)
古いMacユーザーは、システムの機能拡張がぶつかって挙動がおかしくなるという経験をしていると思いますが、そのときも後から入れたものは全部外に出して、ひとつずつ戻しては再起動して動作を確認する、という基本のトラブルシューティングがありました。それは今でも有効な方法で、設定フォルダの中身をとにかく全部出し、ひとつずつ戻して確認するのが一番確実です。何かトラブルが起きたらお試し下さい。
さて、ブラシの設定と重くなる症状が改善されたので、次に原稿用紙を回転させるショートカットの設定をしました。私が使っているのは一世代前のCintiq24HD(DTK-2400/K0)なので、左右にタッチホイールがあります。そのタッチホイールをグルグル触って画面を回転させたいんですが、クリスタのデフォルトの設定ではこれが効かないんですね。(コミスタもですが)
なので、まずクリスタの「ショートカット設定」の「表示」→「回転」で左回転と右回転にショートカットを追加します。もしかしたら左回転の方にはデフォルトで「-」が入っているかもしれません。右回転の方には「Control+-」を設定しました。(+はプラスのキーではありません。Controlキーとマイナスキーです。これって混乱しますよね)
次にワコムタブレットの設定を開き、入力デバイス:ファンクション、アプリケーション:CLIP STUDIO PAINT(自分で追加します)、タッチホイールタブを選択、回転を割り付けたいボタンのところから「キーストローク」を選択します。
そこで先ほどクリスタに設定したショートカットを入れればOK。入力欄を選択した状態でそのショートカットを押すだけです。「名前」も自分で入力します。
これでタッチホールで原稿用紙を回転させられるようになりました。コミスタでも基本的なやり方は同じです。また、タッチホイールのない液タブでも背面トラックパッドやファンクションキーに設定できます。
クリスタの画面ごとキャプチャしたので、私のパターンブラシのサブツールの分類ぶりを見て下さい。(笑)
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