えー、タイトルの通り良性の「よくあるもの」だったのですが、今月の体験をメモ代わりに書いておきます。
6月に軽井沢町が提供しているクーポンでマンモグラフィを受けました。
実は去年受けたときに「要再検査」となり、超音波検診では異常なしだったのですが、今年もまた去年と近い場所に小さい白い影が映っていて再検査になってしまいました。
その超音波検査を7月の頭に受けたところ、右胸に3mmくらいの丸いものが映っていました。それが何なのかエコーではわかりません。
医師は「まだ小さいのでもう少し様子を見るか、切除して顕微鏡検査に出すか」の二択だと言います。「ちなみに先生だったらどちらを選ばれますか?」と伺ってみたら「僕はハッキリさせたいので積極的な検査をしますね」と仰るので、「私もそうです」と答え、7月17日に手術を受ることになりました。
手術は部分麻酔で、右胸上部を3cmくらい切って中の「何か」を出すもので、1時間くらいで終わりました。痛み止めって凄いですよね。「なんか工事されてる」感覚はあるものの、痛みは「ちょっとつねられてるくらい」で済みました。
私は過去に扁桃腺と口蓋垂の切除手術を全身麻酔で受けたことがありますが、部分麻酔の手術は初めてです。体の表面にメスを入れるのも初めて。怪我とか出血とかあまり怖くない質ではあるのですが、さすがにガッツリ縫ってある傷が体にあるのはビビりますね。日常生活に支障はないと説明されてはいたものの、やはり急に動いたり重い物を持ったり何かにぶつけたりするのが怖くて庇う動きになってしまうらしく、しばらく背中が懲りました。最初の3日くらいはけっこうぐったりしてましたし。
鎮痛剤にロキソニンを5日分処方され、それが効いている間は痛みは殆どありませんでした。最初の3日くらいは「あ、薬が切れたな」というのがわかる感じです。追加で2回くらいイブプロフェンの市販薬を飲みましたが、薬を飲みきってからはもう痛みもなく、一週間後に抜糸です。糸を抜くのも全然痛くないんですね。ただ、防水パッドの粘着部分で周りがかぶれてしまいました。お風呂(シャワー)のたびに貼り替えてたんですが、もう少し早く使うのをやめても良かったかもしれません。
傷の内部も2重くらいに縫合してあるので、触るとまだコリコリしますが糸は徐々に柔らかくなるそうです。(溶けるタイプではないそうです。刑事コロンボの『溶ける糸』の知識しかないんですが・笑)
そして手術から二週間後の今日、顕微鏡検査の結果が出て、「繊維腺腫」だったことが判明しました。
実は手術の最中から、すでに先生が「ああ、これは悪いものじゃなさそうだな」と呟いているのが聞こえたり、術後の説明でも「結果が出てみないと断言出来ませんが、見た感じ悪そうではないので」と言ってくださっていたのであまり心配してませんでしたが、やっぱり今日の結果が出てとてもスッキリしました。ふぅ。
手術の後に見せてもらった「摘出したもの」は、例えて言えば鶏モツのキンカンのミニチュア版。(^-^; もっと綺麗に例えると、お酢に漬けて表面が柔らかくなった極小真珠ってとこでしょうか。…綺麗じゃないか。
大小の白い粒があったので、小さい方(1mmくらい)は去年の「再検査」の原因だったと思われます。
もの凄く写真を撮りたかったんですが、手術着に着替えたときに控え室のロッカーに荷物を入れるように言われてしまったのでiPhoneが手元にありませんでした。まあ、仮に撮れたとしても載せませんけどね。(手術直後の傷の写真ならありますが載せませんw)
というわけで、仕事のスケジュールに少々影響が出てしまいました。本当はLove Silkyの8月配信の号に掲載を予定していたのですが、担当さんと相談した結果、私は9月配信分はお休みだったので、そこにずらしていただくことになりました。…ついこの間までなんとか間に合わないかと思って作業をしていたのですが、今月の〆切はいわゆる「お盆校了」で余裕が全くなかったのです。ただ、電子配信で予告とかページ数の制限などがないので問題ないですよと言っていただけて良かったです。
なので、この間こちらに載せたトビライラストは、8月ではなく9月配信分のものとなります。ご了承くださいませ。
写真は庭の裏手に勝手に咲いているヤマユリ(か、それに近いなにか)です。花びらがわしゃわしゃしてますが、今3輪咲いていてまだ蕾が沢山ついているので暫く楽しませてくれそうです。
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