パンと猫

今日、お昼ご飯を食べに隣町のカフェに行ったのですが、お会計の時にレジの前に置いてあった自家製のパンが美味しそうだったのでバゲットをひとつ買いました。

それを持って駐車場に向かう途中、こちらに向かってくる猫に遭遇。毛並みも悪いし、ちょっと目やにがでているので野良猫だと思うのですが、私たちに向かって明らかに「なにかくれ」と訴えている様子です。

これはお腹が空いているんだろうと思い、今買ったばかりのパンを千切って少しやってみました。食べた食べた。

ほぼ食べ終わったのを見届けてその場から離れたとき、もしも猫が付いてくるようならそのまま保護することも考えたのですが、それはなかったので別れて帰宅しました。

でもなんだか、その猫のことばかり考えてしまいます。体のサイズから考えるとおそらく春に生まれた若い子ではないかと思うので、これから初めての越冬ですよね… この辺りは平気で氷点下10℃とかになりますし雪も降るのでとても心配です。

近日中にもう一度その店に行ってみてお店の方に猫の存在を認知しているかどうか確認し、また会えるようなら保護して動物病院に連れて行き、各種検査と予防接種、避妊手術をして我が家で引き取ることも検討しています。オスかメスかもわからないし、ポウとチャイの反応も心配ですが…

なんにしても「次に行ったときに会えたら」が前提の話なのでどうなるか全く分かりませんが、猫と会う直前に特にそこで買う必要のなかったパンを買ったのはちょっとした運命だったのかも知れない、と思い始めています。