Miyuki's Diary

極細から極太まで

またまた「ビーズの縁飾り」を元に練習してみました。これは野バラのモチーフです。見てくださいよ、この細い糸。これが80番レース糸で、ミシン糸より細いくらいです。かぎ針は10号。じっくり気合いを入れてかからないと「キーッ」となります。(笑)

こちらが完成したモチーフですが、「花芯」のはずの中の濃い赤のビーズがあっちこっちに向いてしまって失敗です。全然バラに見えないし。(^^;;;;
後ろから糸で押さえつければどうにかなるかもしれないので、何かに使うときに調整しようと思います。

モチーフは練習用なので使い道は考えていませんでしたが、赤いビーズを入れたブレードも練習したので、輪にしてブレスレットにし、この花をつけてみようと思っています。このブレードは縦に少し伸びるので、輪にしてしまっても着脱可能。留め金を使わないのでとても軽いブレスレットになります。もう少し長めに編んでストラップにしてもよさそうです。

細い糸と針ばかり見ていると目が疲れるので、同時進行で太い糸のカゴバッグも制作中。こちらは7/0号かぎ針なので、太さがお箸くらいあります。縫い針くらいの太さのレース針から太い針に持ち替えると気分が変わって飽きないのがいいですよ。

ビーズの飾りをTシャツに

「ビーズの縁飾り」に載っているものの中でも簡単そうな飾りを長めに作ってTシャツの襟につけてみました。
最初、おさらいのつもりで無計画に編み始めたんですが、偶然手持ちのシャツの襟の長さとぴったり合って嬉しかったです。
選択など、若干気を使わなければなりませんが、可愛いからいっか。

襟のアップはこんな感じです。元々レースの飾りがついていたTシャツなので相性も抜群。でも、できれば何にもついていないシンプルなTシャツの方が良かったな〜。次はそういう安いTシャツを買ってリメイクしてみるのもいいかもしれません。

ビーズは丸小ビーズ。糸は40番のレース糸を使って8号のレース針で編みました。

ビーズの縁飾りワークショップ

夢のように可愛い縁飾りの作り方が載っている、雄鶏社の「ビーズの縁飾り」。この作品展とワークショップがアートブックショップ＆カフェで開催されているので、自分でチャレンジする前にちょっと教わってしまおうと思ってワークショップに参加してきました。

教わったのは本にも掲載されている「かわいいベリー」という作品です。時間が限られているので取りあえず5粒だけでしたが、これだけでもチョーカーなどに作れば超キュートなアクセサリーになります。う〜んカワイイ
これ、80番のレース糸を10号のレース針で編んであるんですよ。レース編みもけっこうやりますが、せいぜい40番くらいが限界だったのでこんな細い糸を扱うのは初めてです。10号レース針も初めて使ったかも。

アップはこんな感じです。最初に全部ビーズを糸に通してから編み始めるので根気が必要です。でもその分出来上がったときの満足度は高いですよ。

ワークショップの後、いてもたってもいられずに浅草橋に寄ってきました。(笑)　糸通しの丸小ビーズと糸にビーズを通すための針を購入。糸は前に買っておいたものがあるので、忘れないうちにおさらいしておこうと思います。

チュニックのリメイク〜完成

チュニックのリメイク、完成しました。ちょっといい出来映えじゃないですか〜？
リメイク前と比べていただくとずいぶん印象が違うのがおわかりいただけると思います。かなり気に入っています。

着るとこんな感じ。裾を伸ばす前はクロップドパンツやジーンズにしか合いませんでしたが、長くなったのでレギンスでも大丈夫です。ほどよく糸の重みがあって、裾捌きもいいんですよ。

糸は結局2玉買い足しました。裾だけでもちょっと足りなかったし、どうしてもポケットをつけたくなってしまったからです。

この裾は、「毛糸だま No.138(2008年夏号)」に載っていたカーディガンの縁編みを参考にしました。元のデザインは最終段はピコットつきのフリンジ風になっていましたが、メリハリをつけるためにスカラップにしてあります。

ポケットのモチーフは、日本ヴォーグ社から1995年に出た「かんたんかぎ針あみ―ナチュラル小もの」に載っていたドイリーのハートモチーフです。
四角いモチーフや三角形でも良かったのですが、ポケットならハートの方がしっくり来ると思ってこうしましたが、若干可愛すぎたかも知れません。(^^;;;;

ポケットを編んだ後、糸がほんの少しだけ余ったので、絶対使い切ってやろうと思ってコサージュも作りました。先日吉祥寺のユザワヤでウッドビーズとブローチピンも仕入れてきたし。(笑)
花びらは最近作ったものと同じ形ですが、真ん中の段はレースのブレードではなく、やはりちょっとだけ残っていたスピン麻の濃いめのグレーで適当に。ブローチピンでつけてあるので洗濯するときは取り外そうと思います。

途中経過のエントリーで「セールで買った」と書きましたが、実はこのチュニックは色違いでもう1枚あります。(^^;;;;
そちらは芥子色なんですが、丈を伸ばして使いやすくなったので、そっちは茶色のコットンの糸で同じことをしようと画策中。でも今度はポケットはナシでもいいかなと思っています。（気が済んだので）

チュニックのリメイク

セールで買ったカットソーのチュニックの裾が少々短めでバランスが悪いので、かぎ針編みで長さを足してみることにしました。ホントは終わってからここに載せるつもりだったんですが、まだ先が長そうなので途中経過を。
まずは1段目です。裾周りの長さに合わせて鎖編みをし、その裏山に細編みしたものを裾のステッチに合わせて縫いつけました。
糸は以前プルオーバーを編んだときに残ったハマナカスピン麻です。この色は3玉しかないので、全部編んでみて足りなければ買い足しますが、できればこれで済ませたいところです。

こちらは1段目のアップ。なんかこれだけでもけっこう可愛いような気がします。(笑)　でも本来の目的は飾る琴じゃなくて丈を伸ばすことなので、ここでやめるわけにはいきません。

そして5段目に入ったところ。これからです。もし糸が余ったら四角いモチーフを編んでポケットにしてもいいなとか考えていますが、たぶん絶対余らない。ただ、もう少しだけ濃いグレーが1玉だけ残っているので、それをポケットにするとか裾の最後の1段だけ濃いグレーにすることも検討中です。

マーガレットとボレロ

雄鶏社の「ショール・ボレロ・小もの―太い糸のレース編み」に載っていたマーガレットです。エミーグランデで編むための本でしたが、これはハマナカポーム＜無垢綿＞クロッシェを使いました。糸の太さが全然違うので、模様編みのゲージを取り直して目数を合わせてあります。しかも本では半袖でしたが、冷房よけに使おうと思っていたので長袖にして袖の縁編みを短めにしてみました。（縁編みの目数も計算し直しです）
レーシーな編み地ですが、来てみると案外暖かいので梅雨寒のときに重宝しそうです。映画館に行くときなんかも。

ハンガーにかけるとこんな感じです。マーガレットは真っ直ぐ編んで袖を閉じるだけなので初心者の方にもおすすめ。ただ、ひたすら長く編まなければならないのでちょっと根性が要りますけどね。

こちらは日本ヴォーグ社の「ヨーロッパの手あみ 2008春夏」に載っていたボレロです。本の通りに編みました。糸はパピーのファインシルクバンブーという、竹の素材を使っているもので、細くて柔らかいのにシャリ感があります。
襟ぐりから巨大なパイナップル編みのドイリーを編むような感じでスタートするんですが、1段が長いので進み方が遅いような気がして気合いが必要です。(笑)

実際私もけっこう長々と抱えていて、途中ずいぶん他のものに手を出してしまいました。
でもこれは普通に夏の上着として使えそうなので、完成して嬉しいです。
ぶら下げたところの写真も載せておきますね。

残り糸のコサージュ

オリムパスのプチマルシェ　リネン&コットン＜中＞で編んだコサージュが気に入ったので、手元に少しだけ残っていたパピー コットンコナ ファインもコサージュにしてしまいました。薄茶色なのでどんなものにも合いそうです。
糸の太さが違うので、花びらの形を綺麗に出すためにもらった編み図とは目の数を変えてあります。著作権があるものなのでご紹介はできませんが、このコサージュのポイントは花びらの段まで編み終わったら全ての目にぐるりと引き抜き編みをするところです。それで花びらの形がしっかりするんですね。

コサージュばかり編んでいたら、真ん中につけるウッドビーズがそろそろなくなってきました。近所の手芸店だと割高なので、次に浅草橋に行ったときにまとめて買ってこようと思います。

コサージュ2点

手芸屋さんでもらった編み図で編んだコサージュです。オリムパスのプチ・マルシェというリネンコットンの糸（中）を使っています。コサージュの編み方が載っている本もたくさん持っているんですが、これは花びらの数やレースとのバランスがとても好きで、店頭見本に一目惚れしてしまいました。

先日編んだコーヒー染めのバッグとの相性も抜群です。

あまりに気に入ったので、レースのブレードの1本をピンクのコットンの糸で編んだものに変えて、色違いでもう一個♪　ピンクの糸はハマナカ ポーム クロッシェを使いました。
真ん中に重ねた花びらは、輪の作り目から8目の細編み、2段目は1段目の細編みの頭に引き抜いてくさり7目、立ち上がり2目でくさりの裏山に中長編みで6目、細編み1目、1段目の元の細編みの頭に引き抜き…の繰り返しです。
ブレードはくさりの裏山に引き抜きをしただけのものです。（全部で70目くらいです）

コーヒー染めのバッグ

去年の夏にコーヒーで染めた糸をバッグにしてみました。染めの奮闘の模様は「珈琲染め」と「珈琲染め続報」というエントリーに書いてありますのでそちらをどうぞ。
…と、去年の文章を読み返してみたら、そもそもこのコットンの糸は一昨年の秋に買ったものだったんですね。一昨年買って、去年染めて今年仕上げって、ずいぶん時間をかけたものです。(笑)

実は、バッグ本体を編んだのは染めた糸を玉にした直後でした。その後内袋を仕立てるのがどうも面倒で放置してあったんです。（リネンの布を買ってあるのに）このままだと永遠に仕上がらないのではないかと思って内袋をつけるのをやめて取っ手をつけてしまったわけなんですが、そんなにスケスケの編み地でもないし別に伸びてもいいじゃんってことで。

バッグの編み地は雄鶏社の「ナチュラル素材で編む大好きな雑貨」という本を参考にしました。本の中では「真っ赤なミニバッグ」というタイトルでした。…全然違うね。(笑)
取っ手も共糸で編んで取り付けるタイプでしたが、本体が薄茶色なのでアクセントをつけるために焦げ茶の皮の持ち手をつけてあります。

コサージュは以前妹に頼まれたコットンリネンのコサージュと同じ物です。妹の分と一緒に編んだんですが、なんだか扁平になってしまったので失敗作として手元に残した方です。でもバッグ用につけるならペタンコの方がグッド！ 結果オーライ！
もちろんコサージュなので他のものにつけ替えたり何もつけずにシンプルに使うことも出来ます。

アンダリアのお出かけバッグ

先日バッグを編んだエコアンダリヤという糸が楽しかったので、またもやバッグを編んでみました。
今度のはちょっとした外出にも使えそうなデザインです。

編み図は日本ヴォーグ社の「世界の編物 2008春夏号」を参考にしました。この本では使用糸はパピー リーフィーというぼかし染めの糸でしたが、かぎ針の号数などが近かったのでエコアンダリアで編んでみました。

ただ、糸が違うせいか私の手の加減のせいか、あまり高さが出なかったので段数を増やして編んであります。
なのに横幅はけっこうあって、取り付けたハンドルが少々きつそう。そのため、口がぱっかりとは開かずに物の出し入れに少々コツが要ります。(笑)

こちらはお花部分のアップ。花ひとつずつにブローチピンをつけたので、位置のバランスなどはあとで変えられますし、他のコサージュにつけ替えることもできます。

エコアンダリアで花を作るのもちょっと慣れてきて、いい感じに調整できるようになりました。簡単な編み図を描いてみましたので興味のある方はどうぞ。

針はかぎ針の5/0号です。花びらは細編みの頭半目に引き抜いてループにしてあるだけなので、引っ張ると取れてしまいます。（糸を広げるときにも注意！）
なので、編み終わったら裏側に手芸用ボンドをたっぷりとつけ、生乾きになったら別に編んだ台を貼り付けるとしっかりします。