高田崇史 講談社ノベルス
「QEDシリーズ」第八弾。薄めの本なので、途中まで読みかけて“積ん読”の下の方に紛れ込んでしまい、第九弾と読むのが前後してしまった。
大河ドラマが今年は「義経」なので、鎌倉についての考察が興味深い。鎌倉という土地が選ばれた経緯や、「名水」についての考察などは本当に面白く読んだ。
現代の事件と微妙にシンクロさせているのも面白いが、この事件の本質だと鎌倉幕府と言うよりは武田信玄の方がリンクしやすそうな気がしてしまうのは、私が歴史に詳しくないからかも知れない。
ISBN4-06-182384-1 ¥760+税
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