MOON CHILD COMPLETE BESTとシートン動物記

アマゾンに注文していたMOON CHILD COMPLETE BESTが届きました。MOON CHILDが出したシングル全てと解散コンサートのライブ音源、シングル全てのPVとライブ映像が2曲分入って3500円！　お買い得です。私はMOON CHILDのライブには行ったことがなかったので、解散コンサートの音源と映像が見られて良かった。『ESCAPE』が好きだった方にお勧めです。

　昨日『ファーブル昆虫記』のことを書きましたが、同時期に読んだ本のひとつに『シートン動物記』があります。実はどちらも『少年少女名作文学全集』で読んだんですが、最初にファーブルを読んで面白かったのでシートンを楽しみにしていたら、こちらは動物行動学の話ではなく、動物を擬人化した物語だったのでちょっぴりガッカリしたことを思い出しました。それはそれでとても面白く読んだんですが、もしかするとシートンよりファーブルが好きな人は理系、そうでない人は文系に分類できたりしないのかな。（私は数学が苦手だったのでエセ理系なんですが）

　『シートン動物記』の中では、レースで勝つたびに耳にパンチ穴を開けてもらいながら走るウサギの話が一番好きでした。とても疾走感のある話ですが、今考えると、何かから逃げるように走るウサギと、星形のパンチ穴が溜まったら解放してもらえるという設定は何かの比喩だったのかとも思います。