WACOMのintuos3というペンタブレットを使っています。デフォルトでついている標準芯はポリアセタール製ですが、愛用しているのは別売のより摩擦係数の強いフェルト芯。さらにマットタイプのオーバーレイシートをつけているのでかなり紙の感触に近い描き味が再現されています。
ただ、困ったことに摩擦が強いと言うことは、その分芯の減りが早いと言うこと。ポリアセタールの標準芯ならそれほど劇的に減ることはありませんが、フェルトは数ページ描いただけで先が円錐状に削れてしまうんです。こうなるとどうしてもペンタッチに影響するので、どんどん取り替えて使っているんですが、その使い終わった芯は、ちょっと見ただけではどこがダメになっているのかわからないので捨てるのにとっても抵抗があります。
先端の0.1mmくらいを使っただけで、それ以外の部分が丸ごと使えなくなっちゃうのがもったいない気がしてしょうがないんですよね。
でも、では芯の先だけフェルト素材にして、その下を別の素材で作るなんてことは手間もコストもかかる上に、絵を描く力に耐えられない可能性があるので論外。…と、理屈ではよ〜くわかっているんですが、毎回芯を取り替えるたびに、「これ、再利用できないかなぁ」としばらく見つめてしまいます。(^^;;;;
これと同じ感覚は、シャープペンシルから短くなった芯を取り出したときに近いものがあるかも。あれも絶対に使えないことがわかっているのになーんかもったいない気がしていました。なんでこんな細かいところだけケチなんだろう。
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