去年からずっと編んでいたアラン模様のセーターです。これは、平成4年に雄鶏社から出た「唐沢寿明 素顔のニット」という本を参考にしました。(古い本なので中古でしか入手できないようです)
デザインは今もニッターとして大活躍されている風工房さんのもの。アラン模様は伝統的なものなのでさすがに古くなりません。縄模様の中のかのこ編み部分を裏編みに変更したり、裾のゴム編みを少し多めにしたりアレンジしましたが、全体の目数などはそのまま編みました。ただ、糸は指定されたものではなく、ハマナカ ソノモノアルパカウールを21玉使っています。
こちらの写真は完成後のチェックのために夫に試着してもらったときに撮ったものです。
そしてこちらが、贈り先の山口芳宏くんが着てくれているところです。(ご本人から転載許可をいただきました)
山口くんは以前にもご紹介した通り、「雲上都市の大冒険」で第17回鮎川哲也賞を受賞した新人作家です。
このセーターを編むことになったいきさつは前にも書いたかもしれませんが、彼が鮎川賞の最終選考に残ったとき、話の流れで「じゃあ、本当に受賞できたらセーターを編んであげましょう」と約束したことからです。お祝い含みの賭けのようなものですね。
そして本当に受賞が決まり、贈呈式で採寸して編み始めたわけですが、ちょっと模様をがんばりすぎて時間がかかってしまいました。本当は年内に完成させて渡したかったんですけどねー。
アラン模様は今シーズン自分のセーターや小物を複数編んだのでだいぶ自信がつきました。もうどれだけ複雑な模様でも怖くない感じです。
さて話は変わりますが、昨夜遅くAppleから新しいMac Pro (Early 2008)が発表になりました。来週にはMacworld Expo 2008が控えているのにこの時期の発表。びっくりです。これは巷で噂されているように、Expoではかなりいろいろな新製品の発表があるのではないでしょうか。(プロが黙っていても買うであろうMac Proの発表に時間を使ってるヒマはないんじゃないかと解釈してます)
AppleがIntelへの移行を発表して以来、G5で粘ってきた私もいよいよ買い替え時。今月にはComicStudioもLeopard対応版が出るはずだし、夏にはMac版のComicStudio4も出るはずなので障害もなくなってきました。
仕事のためのMacですが、Macのために仕事を頑張らなければなりません。(^^;;;;
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