ComicStudioEX 4.0 for Macが午後1時半くらいに到着しました。待ってましたよ〜。
というわけで早速インストールしました。表記は4.0ですが厳密にはver.4.2.0なんですね。その分バグがないといいな♪
ver.3のマテリアルやトーン、アクション、環境設定はそのまま読み込むことが出来ましたが、カスタムツールパレットとフォントスタイルは読み込み機能がないようなので手入力しなければなりません。カスタムツールは先ほど終わったのでこれからフォントスタイル。これは設定が多いのでけっこう時間がかかりそうですが、これをおろそかにしてしまうと登場人物の喋るセリフの文字間隔が変になってしまうので気を使います。
環境設定を見ていて一番嬉しかったのは、下の方にある「テキストレイヤー編集開始時に自動的に日本語入力モードにする」というところ。
この設定は本当に嬉しいです。
これまでComicStudioは、使用中の入力モードは有無を言わせず英語になっていたんです。だからセリフをひとつ入れるたびに入力モードを切り替えなければ日本語が打てなかったんですね。漫画のセリフは1ページにいくつもセリフがありますからこの切り替え回数は膨大です。
タブレットのファンクションキーに入力モードの切り替えショートカットを設定してしのいでいましたが、これが案外ストレスになっていました。もうそれを気にしなくてもいいんですね。(感涙)
これまで異様に重かったフキダシの形状変更や3DLTのレンダリングも劇的に早くなっています。文字通り劇的ですよ! フキダシのタブをクリックすると最速でも13秒くらい待たされていたのが一瞬です! もうこれだけで〆切前の時間が数時間稼げそうです。
選択範囲の変形とか塗りつぶしとかもランチャー表示で簡単になりました。ver.3ではその辺りがけっこう面倒だったので、よく使うものはカスタムツールパレットにショートカットをボタンとして登録してあったんですよ。「選択範囲を反転」とか「移動と変形」とか。でももうランチャーが出てくれるので、ボタンを作らなくてもよくなりました。これもスッキリしていいなぁ。
4からの新機能のストーリーエディタもうまく使えばかなり便利になりそうだし、カラーも扱えるようになったし、パターンブラシが高機能になったし、使いたいものがどっさりあって迷うくらいです。あー興奮する。
パレットのインターフェースは思っていたほど変更がありませんでした。Windows版のようにパレットの並びや用紙の位置がひとまとめにされるのかなと思っていたら、Macではさすがにそういうのは馴染まないのか、これまでと同様です。
ただ、初心者向けのビギナーズアシスタントというモードがあるので、そちらの方がWindows版に近いかも。
ページのサムネールを表示させる作品ファイルと各ページ間の移動もずいぶん手軽になって省力化できそうです。
レイヤーごとにマスクが使えるようになったのも嬉しいですねぇ。コマからはみ出した背景などは消去していたんですが、マスクで見えなくしておけば後で位置を変更したりするのが簡単です。
なんかもう嬉しいことを挙げていてもキリがないのでこのへんにしておきますが、これから徹底的に使い込んで全ての機能を自分のものにしたいと思います。がんばります。
【追記】
と、今セルシスさんのページを見たら、4.2.1のアップデートが出ていました。(^^;;;;
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