水曜日はレディースデーで映画が1000円なので、『借りぐらしのアリエッティ』と『インセプション』(激重Flashサイトです。情報に辿り着くまでに時間がかかるのでやめればいいのにね)を観てきました。
感想は何をどう書いてもネタバレになってしまいそうなので詳しくは避けますが、『アリエッティ』の「借り」のシーンはホントにワクワクします。ああいうシーンはもっともっと観たい。そして「翔」という少年のキャラクターは歴代のジブリ作品の男の子の中でも断トツにタイプです。(笑) それだけに今後が…ごにょごにょ。『未来少年コナン』のジムシーを縦に伸ばしたみたいな子も出てきましたね。
『インセプション』の方は、普通に面白いSF映画でした。この、最近よく耳にする「普通に…」というのはあまり好んで使いたくはないのですが、敢えてこの映画には使ってみました。監督や出演者に強い思い入れがあったりするとまた違った印象になるのかもしれませんが、私にとってはとても普通。つまらなくはないです。俳優陣のビジュアルも男女ともにとても素敵ですし、画面の構成や演出も丁寧でいいと思います。でも世界観にもう一つのめり込めなかったのは、設定そのものが定番だからなのか、監督さんとの相性の問題なのか。
それでも概ね満足なのですが、ラストだけはちょっといただけないかなぁ。あれが必要なのかどうか考えてみてもわかりません。
というわけで、どちらもラストに不満な2本。(^^;;;; もちろん観客である私が望む結末でなかったからと言って拒否してはいけないとは思います。ただ、ラストが違う方向に向かっていれば「大好きな映画」になれそうなところがとても惜しい印象です。(あくまでも個人の感想です)
ところで『アリエッティ』は11時からの早めの回を見たのでお子さんが多かったのですが、映画の始まる前のジブリのオープニング画面で線画のトトロが大きく写った途端、客席のあちこちから「トトロ!」「トトロだ!」「トトロだよね!」「トトロ!」と声が上がっていたのが面白かったです。トトロが公開されてもう22年も経ちますが、こうしてずっと小さい子たちに見継がれて行く幸せな作品ですよね。
今日のポウはちょっと暗め。でも色調補正なしで。
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