今日、1日から公開のSPACE BATTLESHIP ヤマトを見てきました。
私の世代は「第一期アニメ世代」です。「宇宙戦艦ヤマト」の本放送は裏番組を見てしまって逃しましたが、その後の再放送で盛り上がったところからのファンです。当時まだ各家庭にビデオデッキは普及しておらず、学校から走って帰って夕方の再放送を食い入るように見ていました。
もちろん絵もたくさん描きました。古代君が好きだったので似顔絵もどっさり。ペン入れをしてリキテックスで色を塗って下敷きに挟んでました。ヤマトも空で描けたんです。
最初の劇場版が公開されたときには高校生で、千葉から有楽町の劇場の初日に並びました。(当時のボーイフレンド、今の夫も一緒でした)でも、そのときに見たものはTV版のつぎはぎで、お世辞にも出来が良いとは言えないもの。その後に作られた映画もあまりファンの間では評判が良くなかったんですよね。
そして当時のプロデューサーがトラブルメーカーだったこと(ご冥福をお祈りいたします)や著作権問題で揉めてしまったことなどと相まって、当時のヤマトファンの中にわだかまりを残しました。おそらくヤマトへの熱い想いを封印してしまった人も多かったと思います。私もそうでした。
それが今日、SPACE BATTLESHIP ヤマトの公開で封印が解けたような気がするんです。それはおそらく、スタッフがとても素直にヤマトを好きでいてくれていることが伝わってきたから。そう、ヤマトはやっぱりヤマトでした。(そしてある意味「大和」でもあります。そこは賛否両論でしょうね)
ネタバレになってはいけないので細部の感想は控えますが、オリジナルの声優さんたちも数人登場します。俳優さん達もとてもアニメのイメージに近づけていたと思います。昔のアメリカのTVドラマ「宇宙空母ギャラクティカ」をリメイクした「BATTLESTAR GALACTICA」やエイブラハム監督の「スタートレック」からの強い影響が随所に見られますが、オリジナルを彷彿とさせるシーンもたくさんあり、面白く見てきました。
時間を見つけて近いうちにもう一度観てきたいと思っています。
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