昨日、Mac ProにLionをインストールしました!
懸念材料だったComicStudioEX 4.5.4は、何の問題も無く動いています。まだ大量のページを持った作品ファイルを作ったわけではないので、完全に動作確認が出来たとは言えませんが、少なくとも単ページでの描画、アクション、集中線などのフィルタ、文字入力、3DTL、2DTLなどに不具合は見つけられませんでした。
また、WacomのCintiq21UXも全く問題なく動作します。こちらのドライバのバージョンは6.1.6-4です。
さて、コミスタ周りとは関係のないところでひとつ躓いたことがありました。似た現象が出る方もいらっしゃると思うのでちょっと長いですが書いておきますね。
まず、インストール前の準備として、PowerPCアプリケーションをまとめて削除しました。LionでRosettaが動作しないために動かなくなってしまうからです。
このPowerPCアプリの簡単な見つけ方は、アップルメニューから「このMacについて」を選び、「詳しい情報」→「システムレポート」とクリックしていくとシステム情報が起動しますので、「ソフトウェア」から「アプリケーション」を選択。「種類」タブをクリックするとまとめて見ることが出来ます。個別に選択すれば場所も表示されるので、それをコピーしてファインダーの「移動」から「フォルダへ移動」にペースとしてしまえばダイレクトにアクセスできますね。
この方法で、PowerPCアプリは全て削除してからLionインストールに臨んだはずだったのですが、再起動後のログイン途中で画面がハング。カーソルだけは動くのですが、ファインダーが何の反応もしないという状態になってしまいました。
どうやら、メニューバーに登録していたアプリケーションやユーティリティの中に原因があったようです。
電源ボタン長押しの強制終了を3回ほどくり返したところで、電源ボタンを押したタイミングで一度ログインに成功してくれたので、急いでシステム環境設定の「ユーザとグループ」からログイン項目の中身を全て外して(ATOKなどは残しました)再起動。今度は大丈夫だったので一安心です。
ただ、その後の再起動でやはり似た症状になることがあり、まだ何か引っかかるかとメニューバーを確認したら、亡霊のように残ったアイコンがあることに気づきました。クリックすると「Device not install」の文字。ん? デバイス? 何も繋げてなかったはずだけど…と、思ってシステム環境設定を確認すると、Air Displayのアイコンが。これはiPadをMacのモニタ代わりにできるユーティリティなんですが、使用頻度が低いのでアプリケーションは削除してしまったんです。こういう「ないんだけどどうします?」的なものは怪しいですよね。というわけでシステム環境設定からも削除!
その後、ログイン項目に追加しようとしている途中、Macの中に「互換性のないソフトウェア」というフォルダが出来ていることに気づきました。これは本当はLionのインストール直後に確認できたはずなのですが、最初の起動で躓いてしまったためにどこで見られるかわからなくなってしまったんです。検索したらちゃんとフォルダがMacintosh HDの第一階層にありました。
その中の「大切な情報」というファイルには、ちゃんと「AirDisplay:このバージョンの AirDisplay は、このバージョンの Mac OS X と互換性がありません。」と書かれてます。やはりおまえか!(確定情報ではありません)
これ以降、再起動でログインに失敗するという症状は出ていないので一安心ですが、Snow LeopardからLionにアップデートするときに最初の再起動で止まってしまうと途方に暮れてしまう人もいらっしゃると思うので防備録的に書いておきます。
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