仕事が佳境になる前にと、映画を2本はしごして見てきました。『ドラゴン・タトゥーの女』と『はやぶさ 遥かなる帰還』です。
『ドラゴン・タトゥーの女』は、原作も読んでいないし予備知識が全くない状態で見に行ったのですが、とてもスリリングで面白い作品でした。(舞台がスウェーデンだということすら知らなかったんです。(^-^;)
R15+の指定がついているくらいですのでハードな描写もありますが、事件の真相を追っていく課程は緻密でいい感じでした。ただ、真相が解明された後の説明はもう少し欲しかったという印象です。主人公の二人は頭のいい人たちなので、間抜けな行動を取らないのも気持ちがいいですね。(かなり酷い目には遭いますが)
扱っている事件や映像の雰囲気は、ちょっとツイン・ピークスを彷彿とさせます。そう言えば監督の名前がどちらもデイヴィッドですね。20年くらい経ったらどっちがリンチでどっちがフィンチャーだったか混同してしまいそうですが、ツイン・ピークスよりは「理論」で事件が解決されるのでミステリファンとしては安心して見られました。
『はやぶさ 遥かなる帰還』の方は、3本あるはやぶさ映画の2本目。(3本はそれぞれ無関係です)この間見たのよりは好きですが、演出が(おそらく意図的に)とても淡々としていて、もうちょっと煽ってもいいんじゃないかなと思ってしまうくらいでした。これは私自身がはやぶさのことを知りすぎていることにも原因があるのかも知れません。
渡辺謙さんは素晴らしかったです。特にNASAとの交渉のシーンはとても短いのに印象的でした。また、はやぶさが宇宙空間にいるところのCGがとても綺麗で、作った方のはやぶさへの愛を感じます。
それにしても、どちらの映画にもMacがいっぱい出てきたのは楽しかった。(笑) 『ドラゴン・タトゥーの女』ではジーニャスバーにMacBook Proを持ち込むシーンがありますし、写真を管理しているのはiPhotoでした。『はやぶさ 遥かなる帰還』は2003年から2011年までの話なので、PowerBookだったものがMacBook Proになり、最後の方ではMacBook Air(片手に乗せていたので多分そう)になってました。(´∀`*) iMacも顎の下が長いタイプのを使ってるシーンがあったりしてなかなか楽しいです。
【以下、話の内容とはあまり関係ないけど一応ネタバレ注意】
『ドラゴン・タトゥーの女』には猫が出てきてとても可愛いんですが、その猫が…猫がね。(>_<。) 『エイリアン』の猫なんかあの状況で最後まで生き延びるのに〜。
Recent Comments