夫が数日前から何かゴソゴソと工作の準備をしていました。ネットを見てはああでもないこうでもないと考えを巡らせ、ホームセンターに行っては材料を選んでいます。何をしているのかと思ったら、どうやらネットサーフィン中に「LEDライトセーバー」というものを見つけたらしいんですね。
これは、物撮り用のライトなんですが、簡単な工作でスタジオ撮影並の写真が撮れちゃうよ、というもの。どうやら3年ほど前にとても流行ったらしいのですが、私はもちろん、夫もその存在は今まで全く知りませんでした。参考にしたのはこちらのサイトです。
【武蔵野電波のプロトタイパーズ】第22回「プロ並み写真をすぐ撮れるLEDライトセイバー」
伊藤裕一トップページ (LEDライトセーバーへのリンクがあります)
ようやく材料をを決めて作り始め、昨夜の段階で試作品が、今日になって本体が完成しました。白い部分はスチレンペーパーです。トレペを使って作る人が多いそうですが、たまたまスチレンペーパーがうちにあった(なんでだw)のと、こちらの方がピンと張る必要がないということで使ったそうです。
中には定規を入れてます。他の材料も検討したそうなんですが、これが一番安価でサイズもピッタリだったとか。
これが完成形。黒いところはつや消しの布テープ。よく舞台の大道具さんが使うものらしいですよ。
さて、撮影です。LEDライトセーバーの威力を発揮するのは、ツルッとして光沢のあるものがいいだろうということで、私が数年前から集めているトロールビーズを撮ってみることにしました。まずは天井の蛍光灯だけで撮ったのがこれです。暗いですよねー。
そしてこちらがLEDライトセーバーでの撮影。iPhotoでトリミングだけはしましたが、補正は何もしていません。すごくないですか!?
こちらは光源をさっきより少し離して撮ったもの。ライトを動かす速さや位置によっても結果が変わるので、毎回同じように撮ることはできませんが、デジカメなのでトライ&エラーが簡単にできるのがいいですよね。こちらも補正はなしです。
こんどは先ほどのと同じように動かしたつもりでしたが、やはり微妙に結果が違います。でもホントにスタジオで撮ったみたい!
使ったカメラはEOS Kiss Digital X(2世代目)で、ISO200の設定にしました。シャッタースピードは10秒です。もちろん三脚必須です。ライトをちょっと楕円気味に回してしまったのでハイライト部分がうにゃっとなってますが、きちんと左右に振ればスーッとしたハイライトになるそうです。これはまた後で試してみなければ。…部屋を暗くしないと撮れないので完全な遮光カーテンのない我が家では、昼閒は撮影できないんですよね。夫がお風呂場なら暗くなると言ってやってみましたが、壁が白いので反射が出てしまってダメだったそうです。
今回はビーズを撮りましたが、自作のビーズアクセサリや編んだものを撮るときに威力を発揮しそうです。最近出番のなかったEOS Kiss Digitalも活用できたのも嬉しいです。
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