史上最大の混戦となった大相撲夏場所ですが、始まる前に琴欧洲の欠場でいきなり三敗力士の栃煌山が不戦勝! この時点で四敗力士の優勝の可能性はなくなるという、誰も想像していなかった展開になりました。
途中、解説の北の富士さんが「這ってでも出てこいよ!」(実際の発言とは異なりますがニュアンスでお伝えしております・笑)と仰ったり、刈屋アナウンサーが「四敗力士が勝つためには…というお話をするつもりでしたが」と、二人で直接的&遠回しな厭味連発で緊張感のある中継でした。(^-^;
それでも、同じ三敗の栃煌山が勝ち、稀勢の里が把瑠都の粘りに負けてしまって優勝決定戦になった時点で「どちらが勝っても平幕優勝」という珍しい展開。この時点でまだ相撲を取っていない栃煌山は若いし有利なのかな、と考えたり、いや、ベテランの旭天鵬にも勝機はあるかもなどと楽しませていただきましたが、始まってみれば意外に短い相撲で旭天鵬の勝ち。旭天鵬は力士生活20年ですし、最初のモンゴル出身力士として来日した中の一人だとのことなので、素直におめでとうと言いたい気分です。
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