2012年がもうすぐ終わろうとしています。今年は私にとって大きな変化の年になりました。
もちろん最大の変化は夏の引越です。結婚してからずっと暮らしていた東京を離れ、家族で軽井沢に移住するというのは2年前までは想像もしていなかったことでした。
最大の理由は東京の暑さにほとほと閉口してしまったことですが、都会の真ん中の高層マンションの暮らしを10年（一昨年の時点で）やってみて、なんだか気が済んでしまったということも大きな要因です。33階の住まいはとても気に入っていて楽しかったのですが、ちょっと地面が恋しくなってしまいました。ローンも高かったですし。(^-^;
現実的に考えて、私の収入では都内に土地付きの一戸建てを購入することはできず、かと言って東京近郊に、というのも今ひとつイメージできなかったのですが、ふとしたことからずっと昔から好きな場所である軽井沢に越してしまうのはどうだろうと思い立ち、そこからいろいろ調べ初めて中古の別荘なら手が届くのではないか、また、想定しているよりずっと広い庭と豊かな自然の中で暮らせるのではないかということがわかってきてからは本気で検討するようになりました。
そこから自宅マンションの売却を進め、こちらの場所の見当を付けたり物件探しをしたわけですが、2011年のあの大震災で予定が大きく狂い、しばらく動きが取れなくなってしまった期間もありました。正直、自宅の売却額も大きく目減りしてしまっていろいろ残念だったこともあります。
でも、その「ずれ」のおかげで今の住まいに巡り会うこともできたんですよね。この物件は私が最初に探し始めたときはまだ売りに出ていなかったのです。
自宅の買い手が見つかったときは暫定的に賃貸の一戸建て（荷物を入れるスペースを考えるとマンションよりも中古戸建ての方がリーズナブルに借りられそうだったので）を探しているとき、ふと気分転換に軽井沢の物件を検索していてここを見つけました。
そのときはまだ仮住まいをするつもりでいたのでいきなり軽井沢に移ることは無理だろうと思っていましたが、写真でまず建物に一目惚れしてその数日後には現地を訪れ、2年前に下見に来たときに「この辺りに住めたらいいな」と思っていた地域のすぐそばだったこともあり、その場で不動産屋さんに申込みをしました。（本気だったので必要書類は全て持参していました）
一般的に住宅ローンが残っている状態で自宅売却と次の住まいの購入は次のローンの申請期間やタイムラグの間の住居などの理由で同時に行うことはまれだそうですが、多くの方のご厚意や運の良さがあり、仮住まいや荷物を倉庫に預けるなどの手間をかけずに引っ越せたのは本当に幸運だったと思っています。
さて、仕事の面でも今年の後半に大きな動きがあり、来年はこれまでの仕事の形態とは少し違った形でもみなさまのお目に触れることになるかもしれません。
詳しいことはもう少ししてから正式にお伝えしますが、来年も精一杯頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
では、本当に今年一年間どうもありがとうございました。みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さいね。
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