春と秋には番組改編期があるのが恒例ではありますが、今年ほど大きく変わる年はこれまでテレビを見ていて初めての経験かも知れません。長寿番組が終わったり放送時間が変わったり。
さて、今朝からはNHKの朝ドラ『花子とアン』が始まりましたね。『赤毛のアン』 は私の心の友でもあるので(笑)この先の展開がとても楽しみです。アンが好きでグリーンゲイブルズに旅行に行って、あちらで様々な手芸品を見たことが、今、こんなに手芸好きになるきっかけでした。
でも最所に読んだ『赤毛のアン』は、少年少女世界名作文学全集に収録されていたダイジェスト版。ダイジェストと言ってもかなり長いものではあったのですが、マリラの水晶のブローチやアイスクリームを食べるところが端折られていて、あとで村岡花子訳版を読んだときにはダイジェスト版に怒りを感じたものです。なんでそこ端折るかなーって。
やはり赤毛のアンは村岡花子さんの訳が最高ですが、シェイクスピアや聖書からの引用に猛烈に詳しい訳注を沿えた 松本侑子訳版 も必読です。あちこちで「そういう意味だったのか!」と目から鱗が落ちる思いでした。
私が買ったのはハードカバーですが、文庫版には改訂があるそうなので、それも読んでみようと思っています。
そしてドラマの原作となる『アンのゆりかご―村岡花子の生涯―』のKindle版も4日に発売になるんですね。こちらは未読だったので予約注文してしまいました。読むのが楽しみです。
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