Miyuki's Diary

アンダリアのバッグ

日本ヴォーグ社の「ナチュラル素材のバッグと雑貨」に載っていた編み図を参考に、ハマナカのエコアンダリヤでバッグを編んでみました。
内袋もポケットもつけていませんが、軽く仕上がって丈夫なのでとても実用的です。夏場はやっぱりカゴバッグを持ちたくなるので、これから出番が多そうです。

こちらはコサージュ部分のアップ。ブローチピンをつけてあるので取り外しが可能です。
このお花は上記の本に載っていたのも参考にしましたが、大きい方は適当に作りました。基本は細編みのリング編みで、輪になったところにハサミを入れて糸を広げてあります。
裏側は手芸用のボンドで固めてから別に編んだ台をかぶせて始末しましたが、花の芯の黄色い糸の糸始末をわざとしないでおいてフリンジ風にしてみました。（レースのブレードと黄色い糸数本も追加してありますが）
取り外せるので、もっと渋い色のコサージュを作ってつけ替えてもいいしシンプルに持つこともできます。

エコアンダリヤはレーヨン100%の糸なので、慣れないうちは少々編みにくいですが、その分完成したときの満足度が高いですね。夏の帽子やバッグ用の糸として定番なので、もう一つくらいバッグを編みたくなってしまいました。

ボレロと麻のストール

ちょっと前から編んでいたボレロです。日本ヴォーグ社の「かぎ針あみ 春夏ニットこもの」に載っていたものを、ダイヤモンド毛糸のマスターシードコットンで編みました。
本の通りの目数だと私にはかなり小さめだったので、身頃と丈を増やしてあります。（その分縁編みの目を合わせるのがちょっと大変でした）

袖は縁編みだけでフレンチスリーブになる形ですが、それだけでも案外袖っぽくなるのでインナーがキャミソールなどでも大丈夫です。けっこう活躍してくれそうな予感。（＾＾）

こちらもだいぶ前から手をつけていた麻のストール。日本ヴォーグ社の「かんたんニットワードローブはる・なつ」掲載の編み図です。
糸は指定通りのハマナカスピン麻。サラッとして気持ちのいい糸なので、これからの季節、冷房よけや襟元が涼しいときに重宝しそうです。

デジカメケースとコサージュ

デジカメを入れるケースを編みました。糸はパピーのコットンコナのグレート薄いパープルです。適当にカメラを合わせながら底のサイズを決め、最初だけすじ編みで立ち上がって後はずっとこま編みです。最初は模様を入れたり色を変えて縞模様にしようかと思っていたんですが、模様編みにすると緩くなってしまって収まりが悪かったので、結局シンプルにしました。
コットンだしボタンも金属製なので、汚れたら洗えるし雑に扱っても毛羽立たない糸なのでバッグに入れるときに重宝です。

こちらは先日異動になってしまった担当さんにプレゼントしたひまわりのコサージュ。糸はオリムパスエミーグランデです。
芯は、最初に輪の作り目で6目のこま編み、2段目で全部の目を2目一度にして12目にし、3段目は1目ごとに2目一度、4段目は2目ごとに2目一度…という具合に増やし目をして最終段は増やし目なし（そうすると少し立体感が出ます）。
黄色の糸でくさりを11目編んで全てこま編みで戻り、隣の目に引き抜いて花びらにしました。

芯と同じものをもう1枚編んで裏側に綴じ付け、中に少しあまり糸などを入れて膨らませてあります。
葉っぱはよくあるクロッシェレースのすじ編みの葉。2枚編んで裏側にまつりつけてからブローチピンをつけました。

模様編みのチュニック

雄鶏社の「hand made愛しのニット」に掲載されていた模様編みのチュニックを編みました。本の表紙にもなっている作品です。（最近表紙のものを編むことが多いなぁ…その本で一番見せたい作品なんでしょうから編みたくなるのも当然かも知れませんが）
糸はダイヤモンド毛糸のマスターシードコットンですが、本ではベージュだったものを茶系に変えてあります。
目の数なども本の通り。ただ、当初はこの糸で別のものを編もうと思っていたので必要なだけの玉数がなく、後から買い足しに行っても在庫切れだったので裾の模様が2段くらい短くなっています。でも最初からなんとなく「もう少し短くしよう」と考えていたので結果オーライ。Tシャツなどに重ねて重宝しそうです。

今回使ったマスターシードコットンは、数ある木綿の春夏糸の中でもちょっと細めでしなやかなところが気に入っています。かぎ針4/0号にちょうどいい太さ。（コットンは5/0号針の糸が多いですよね。パピーのコットンコナファインなどはもっと細いですが）
編みやすくて気に入ったので、ボレロなどもこれで編もうと思い、先日他の色も買ってきました。

日本ホビーショー

有明ビッグサイトで今日から始まった日本ホビーショーに行ってきました。

以前から大ファンのニット作家、風工房さんのワークショップに参加するのが一番の目的だったんです。ご本人に「『麗しのレース』に掲載されている難易度の高い作品をいつか編むのが夢なんです」ともお伝えしてきました。

二番目の目的は「ビーズの縁飾り」のの作品と実演を見ること。これもやりたくてやりたくて糸やビーズを準備しているんですが、この技法は最初に全てのビーズを通してからでないと編み始められないのでなかなか手が出せません。（ちょっと広めの作業場所が欲しいのでテーブル片づけないと。(^^;;;;）
でも、実際に作っている様子も見られたし、7月に開催されるワークショップの案内ハガキもいただいたので、こちらもぜひチャレンジしようと思っています。

そして生まれて初めて機械編みも体験！　2玉分の糸があっという間にマフラーになってしまって感動しました。これは早いなぁ。本体はシンプルな編み地で、ヨークや縁編みに凝りまくったセーターとか作りたい〜。
今すぐ編み機の購入は考えていませんが、置き場所と時間に余裕があったら欲しいもののひとつです。（場所と時間に余裕があったことなんかないけどね。(^^;;;;）

ホビーショーと同じ会場では、ホビークッキングフェアというイベントも開催されていたので、そちらでも試食したり試供品を頂いたりしてきました。ホビーショーのターゲットは明らかに女性なので、この同時開催はナイスかも。
お弁当屋さんも出ていたので、夕食はもうこれで。(笑)

麻のサマーニット

毛糸だま No.138(2008年夏号) に載っていた麻のサマーニットを編みました。糸は指定通りのハマナカ「スピン麻」を使っています。目数も針の号数も本の通りですが、身頃の上部の模様編みをしながら襟ぐりの減らし目をする自信がなかったので、模様は下半分だけにしてしまいました。
襟や袖、裾とベルトはかぎ針の引き上げ編みで交差模様にしています。この部分に厚みが出てしっかりするので、身頃が薄くても形が崩れないデザインです。

ただ、縁編みをするまでは編み地がビロ〜ンとしてしまってものすごく不安。(笑)　一時はもう失敗かと思いました。
ちゃんと完成して嬉しいんですが、グレーは膨張色で今ひとつ似合わないという罠。(^^;;;;　ジャケットのインナーとして使ったりすればなんとかなるとは思うんですけど。

スピン麻という糸は柔らかいテープヤーンでとても肌触りがいいです。ただ、竹製の棒針を使っていると滑りが良すぎてちょっと編みにくいなと思いました。プラスティック製の針は試していませんが、そっちだともっと滑ってしまうのかそれとも少しはマシなのか。どっちでしょうね。
かぎ針はとても編みやすいです。縁編みの濃いグレーがまだ残っているので夏用のマフラーにしてしまうつもりです。

セーター完成

1月から少しずつ編んでいたセーターがようやく完成しました。これは、雄鶏社の「Handmadeニットスタイル」という本の表紙にもなっている作品で、これに一目惚れして本を買い、指定通りの糸と目数で編んだものです。
時間をかけて編んだので思った通りの仕上がりになってとても嬉しいです。

着るとこんな感じです。すっかりシーズンが過ぎてしまいましたが、Vネックで裾と袖が広がった流行のデザインなので、肌寒い日ならこれ1枚で出かけても大丈夫かもしれません。できれば夏になる前に1度くらい着たいし。(笑)

この糸はとても肌触りが良くて段染めの色も綺麗なので、セールのときにまとめ買いをしました。まだけっこう残っているので、秋になったらスカートにしたり帽子などの小物を編もうと思っています。

マイボトルカバー

光沢のあるピンクのコットンの糸で先日買ったマイボトル用のカバーを編んでみました。ボトルの底を合わせながら適当に編み進めましたが、思いの外フィットしてびっくり。特に必要とは思っていませんけど(笑)けっこう気に入っています。
デザイン的には皮の持ち手をつけたかったんですが、中に飲み物を入れるとその重さで持ち手の付け根が必ず伸びるだろうと思い、つけるのはやめました。このままバッグに放り込んで持ち運べばいいですよね。

ボトルの下に敷いてあるのは次の「ジュエリーBOXデイズ」のトビラです。手近の白い紙がこれだったので。(笑)

今日は歯医者さんの日だったので、そのまま銀座に行って例のケースを買うことも考えましたが、よく考えてみれば歯医者さんのときはスッピンなんですよね。銀座に素顔で出かける勇気はないなー。
歯医者さんでは、仮の部分入れ歯を入れてもらいました。慣れないので違和感ありまくりです。(^^;;;;

赤ちゃんの帽子

胴着と一緒にプレゼントするために赤ちゃんの帽子を編みました。こちらもやはり雄鶏社の「オーガニックコットンのやさしい手編み」を参考にしています。使った糸も胴着と同じなので、コーディネートして使ってもらえると嬉しいです。

それにしても赤ちゃんのものは小さくてすぐ編めちゃうのが楽しいですね。私の息子が小さかったときは、あまり編み物にはまっていなくて作ってやらなかったのが残念です。あの頃はパッチワークが一番好きだったのでマザーズバッグとか母子手帳ケースは作ったんですが、男の子の着るものはパッチワークではイマイチだったので普通の裁縫でカバーオールを縫ったくらいでした。あとはベビーベッドカバーくらいかな。

今はでっかい高校生なのでセーター編むのも一苦労ですし、「セーターはチクチクするからイヤだ」とかほざきやがって作り甲斐がありません。(笑)　それでも某巨大イベントのために冬の明け方に並んだりするときはニット帽が役に立っているようですが。

コットンの胴着

今月の頭に友達が男の子を出産したのでオーガニックコットンの胴着を編んでみました。これは、妹にプレゼントしたボレロと同じ、雄鶏社の「オーガニックコットンのやさしい手編み」掲載の編み図です。本ではピンクと白の模様編みでしたが、男の子なのでグリーンに。糸はハマナカ ポーム＜無垢綿＞ニットとハマナカ ポーム＜草木染め＞です。

メリヤス編み2段（グリーンの部分）とかのこ編み2段のストライプなので、編み地にほどよく厚みが出てとても柔らかく仕上がりました。