浴室の汚れが気になっていたので、早い時間にお風呂を沸かして入る前に大掃除しました。
鏡の汚れが取れないのはどうしたらいいのかなぁ。以前から夫がずいぶんいろんな洗剤を試しているんですが、どうしても曇りが取れません。
鏡は諦めて隅の目地のカビ取りをしたり置いてある石鹸入れなどの小物を磨いたり、一通り頑張りました。頑張りすぎてへとへとです。(^^;;;;
数日前、日本テレビの4時台の情報番組のゲストに、元モーニング娘。の中澤裕子さんが出ていました。彼女がオーディションを受けたときのエピソードとして「徒歩で会場に向かって時間に間に合ったらオーディションを受けようと思った」というのが紹介され、そのときの様子をお笑いコンビのタカ&トシさんがコントにしていました。その中で、
「30番 中澤です」
「ずいぶん汗かいてますね。どうしたんですか?」
「ジーコに言われてヘディングの練習してました」
「そっちの中澤かよ」
というのがあったんです。これ自体は面白く見ていたんですが、そのときに思ったのは、このネタは文章では成立するけど漫画では表現できないんだな、ということ。
TVで見るお笑いも『映像』なのですが、見ている側は演者をニュートラルな視点で捉えているわけです。つまり、説明される瞬間まで、今見ているのが誰なのか流動的であるということ。(わかりにくい説明だなー)
このネタの場合、最初に「中澤です」と言ったときに視聴者は素直に『中澤裕子』だと思い、「ジーコに言われて」の瞬間に『サッカーの中澤』に入れ替わるんですよね。ちょっとシュレーディンガーの猫みたい。
これはお笑いでよく見かけるパターンではありますが、小説だと「叙述トリック」として扱われるものでもあります。登場人物について記述してあるにもかかわらず、読者の思い込みなどをミスリードして正体を隠す手法ですが、これは映画や漫画ではできないことだと認識していたのに、映画やドラマと同じ映像媒体である「お笑い」には可能だというのが新鮮な発見でした。
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