これを書いているのは午前0時をちょっと回ったところですが、日付は17日の日記にしておきます。
さて、今日は上野の国立科学博物館で開かれている「パール展」に行ってきました。去年の10月から開かれているものですが、期間が長いのでのんびり構えていたらいよいよ今月22日までなので駆け込みです。同じような人はけっこう多いらしく、今日は平日にもかかわらずかなり混んでいました。
次の「ジュエリーBOXデイズ」(短編です)の打ち合わせも兼ねていたので取材と言うことで『シルキー』担当i氏と編集部で待ち合わせて上野へ。科学博物館は、以前「日時計殺人事件」を描いたときに本物の日時計を見に行ったことがありますが、もしかしたら館内に入るのはそれ以来だったかも知れません。
真珠ができるまでの課程を説明したボードは、昔ミキモト真珠島へ行ったときにおよそのことは見ていたので(養殖真珠のできるまでの本も読みました)ちょっと斜め読み程度にして、宝飾品に加工されたものを重点的に見てきました。
コンクパールをどっさり使ったネックレスや、ダイオウイトマキボラという貝で形成される真っ赤な大粒真珠を蜘蛛のお尻に見立てた大型(ハンパじゃない大きさです)ブローチなどに目を奪われ、ミキモト真珠島でも見た覚えのある大正時代の帯留めなどを眺めたり、ローマ法王の衣装やパールを5千粒編んだマフラーなどもじっくり見てきました。
そう言えばこのパールのマフラー、ちょっと前に西村知美ちゃんがバラエティ番組で首に巻いてもらっていたなぁ。そういう経験が出来るのもタレントさんならではですよね。
展示の後に用意されているショップでは、色とりどりの真珠が10粒くらいセットになっているケースが売られていて、一千万円の値が付いていました。えっ?
ゼロの数を数え間違えたのかと思って二度見しましたが、本当に一千万円です。マジっすか? かなり大粒のコンクや赤い真珠も入っていたので、おそらくその2粒で700万円くらいしてしまうのかと思いいますが、それにしてもそのセット、売れるのでしょうか。(^^;;;;
その横に展示されていたごく普通のネックレスは50万円から10万円程度だったのですごくお買い得に見えたりして。(笑) でも、10万円の小粒の1連ネックレスもミキモトが出店しているだけのことはあってとても綺麗な真珠を使ったものが並んでいました。
残念だったのは、会場案内のリーフレットに載っていたグッズの「パールフレグランスビーズ」(630円)が完売だったこと。ビーズと言ってもアクセサリーに加工したりするものではなく、小袋などに入れて香りを楽しむものなんですが、それは欲しかったのでやはり早めに行かなかったことが悔やまれます。淡水パールを使ったストラップなどはどっさり売っていましたが(しかもけっこう可愛かった)、こちらは自分で作れそうだったのでスルー。けっきょくお土産は何も買わずに帰ってきました。
パール展の後は上野の駅の側の喫茶店で打ち合わせ。次回の話がほぼ固まったのと、その次の仕事(これも私のスケジュールの都合で超短編なんですが)の話をし、さらに次の予定をぼんやりと決めてきました。今年は『シルキー』では「ジュエリーBOXデイズ」ばく進です。(笑)
打ち合わせの後、場所を湯島に変えてうどんすきをご馳走になってきました。会席コースなので締めのうどんに辿り着いたときにはお腹が一杯になってしまってちょっと残してしまったのが残念ですがとても美味しいお料理でした。突き出しは小さな竹を斜めに切った器に黒豆と数の子、なますという「お節料理仕立て」で、「まだ1月なんだな」という感じです。
満腹だったのでi氏と「デザートはゆずシャーベットとかがいいですね」と話していたら、出てきたのは小豆のアイスクリーム。当たらずとも遠からず。これなら入るという量だったので美味しくいただきましたが、小豆以外にきな粉も入っているちょっと凝った味のアイスクリームでした。
食事の後にもう一度喫茶店に入って打ち合わせ…というより雑談。月末には白泉社のパーティがあるので、以前お世話になって今は別の部署にいらっしゃる方に今度ご馳走していただこうという悪だくみをして帰ってきました。あなたのことですよ。(^_-)-☆>Aさん
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